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第15回 十勝24時間レース
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鈴鹿サーキットなどでレース実況アナウンサーとして活躍するピエール北川さん。
スーパー耐久に参戦するドライバーやスタッフ、そして鈴鹿サーキットなどでレース観戦を楽しんでいるファンにとって、その声はすっかりお馴染みになっている存在です。
「第15回 十勝24時間レース」でもメイン・レースアナウンサーとして場内実況を担当されることになったピエール北川さんに、抱負などをお聞きしました。
 
レース中はもちろん、ゲートオープンからレース終了後の表彰式まで、常に情報を生で観戦しているファンの耳に届けてくれるのが"レースアナウンサー"。
サーキット内の放送室を拠点に、様々な情報やレース中の出来事を把握してマイクを通じてファンに伝える大切な存在。

「第15回 十勝24時間レース」では、鈴鹿サーキットなどで実況アナウンサーを務めるピエール北川さんをメイン・レースアナウンサーに起用することとなりました。
 
ところがピエールさん、実は去年も十勝24時間レースの現場にいらっしゃったのだとか・・・。



「そうなんですよ。と言っても去年は仕事ではなく、プライベートで訪れていました。
キャンプをしながらレース観戦という24時間ならではのスタイルで楽しんでいたんです。」


レースアナウンサーという仕事のピエールさん、初めての十勝24時間レースの感想や如何に!?


「いや〜、それがもう、『寒かった!』というのが正直な感想です(笑)。
ちょっと僕も北海道をナメてしまっていましたね。7月ということで季節も夏だし、テントを用意してキャンプをすれば大丈夫だろうと思っていたのですが・・・。
夜中もパドックを一回りしてみたのですが、寒くて早々にテントに帰ってしまいました(笑)。雨も降ったりして、ホントに寒かったですね。」



北海道・十勝の"洗礼"を受けるようなかたちになったピエールさんの"十勝24時間初体験"。
では、そもそもどうして十勝24時間レースを観戦しようと思われたのでしょう?



「それはもう、日本で唯一の24時間レースじゃないですか、十勝24時間って。
僕は特に去年で14回目、日本で唯一の24時間レースを毎年こうして続けてきているということが凄いと思うんですよ。単にレースを毎年やっているだけじゃなくて、ひとつの"文化"を創りあげているということなんですよね。
僕は最近、仕事をやってきた中で『何かを続けることの意味』をとても感じています。
だから自分のレースアナウンサーとしてのキャリアの中で、十勝24時間は見ておかなければならないと常々思っていました。
残念ながら仕事のスケジュールとの関係でなかなか訪れることが出来ずにいたのですが、昨年は時間がとれたのでようやく自分も肌で十勝24時間を感じることが出来ました。」


こうして昨年は"観客"として体験した十勝24時間レースだが、ピエールさんの本業である"レースアナウンサー"としての視点に十勝はどのように映ったのでしょうか。


「実況アナウンスをすることを考えると、やはり十勝24時間レースは『大変だろうな』と思います。
しかし大変ではあるでしょうが、歴史を積み重ねてきている十勝24時間に仕事で携わることが出来るというのはとても名誉なことです。
24時間のレースで何が起こるのかは予想も出来ませんが、目の前で繰り広げられるドラマは最初から最後までしっかり見ておきたいと思います。」
 
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