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スーパー耐久シリーズは2005年で発足から15年目を迎えた伝統あるレースカテゴリー。
その名の通り全戦が"耐久レース"であり、N1規定をベースにしたシリーズ独自の規則に則って造られたツーリングカーが競い合います。
改造範囲は比較的限られており、市販車の性能がそのままレースにも反映されます。
ピュアスポーツカーからラリーでも活躍するハイパワーセダン、そして街中でも良く見かける車種まで、多彩な顔ぶれが参戦していることも大きな特徴です。 |
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スーパー耐久に参戦するマシンは、排気量や駆動方式などを基準に5つのクラスに分類されます。
■ST1クラス : 排気量3501cc以上
■ST2クラス : 排気量2001cc〜3500ccの4輪駆動車
■ST3クラス : 排気量2001cc〜3500ccの2輪駆動車
■ST4クラス : 排気量2000cc以下
■ST5クラス : 排気量2000cc以下の2輪駆動車
このうちST5クラスのみ、エンジン等の改造範囲が若干広く許可されています。
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また、十勝24時間の場合はこれらスーパー耐久の5つのクラスのほかに、スーパーGTシリーズの車両も参戦可能です。
さらに大会独自のクラスとして、大容量の安全燃料タンクを備えていないスプリントレース車両も参戦できる「プロダクションクラス」が設けられており、気軽にアマチュアレーサーも参戦出来る環境が整えられています。
どのマシンがどのクラスなのかはサイドのリアウィンドゥ、フロントガラスの左(または右)上隅に表記されています。
さらにゼッケンの上にもクラス毎に決められた色の帯をつけているほか、十勝では屋根に小さな灯火を備えるので夜間でも判別出来ます。
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スーパー耐久は1年間のシリーズにおけるタイトルが各クラス毎に競われています。
クラス毎に全8大会において順位に応じたポイントが付与され、年間累計でチャンピオンを決します。
このポイント、十勝は24時間レースと特に過酷なため、他の7大会よりも1.5〜2倍の点数が与えられます。
すなわち、シリーズタイトルを目指すチームにとっては、十勝でタイトル争いのリードを拡げることも、逆に上位との差を一気に詰めたり逆転することも出来るわけで、とても重要な一戦と位置づけられています。 |
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ドライバーは1台につき十勝24時間では3〜4人が交代で走らせます。
通常の大会は2〜3人なので、1〜2人の"助っ人ドライバー"を招聘するチームが多く、なかにはGTドライバーやラリードライバー、芸能人ドライバーなど注目の顔ぶれも存在します。
今シーズン、前半戦の締めくくりとして開催される十勝24時間レース。
シリーズ争いにも大きな影響を与えると予想される一戦は、特にST1やST2クラスのライバル一騎打ち対決がどのように展開されるのか気になるところです。 |
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