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第15回 十勝24時間レース
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PROFILE
■田中 哲也 選手
SUPER GTやニュルブルクリンク24時間レースなど、国内外での幅広い活躍ぶりは既におなじみの田中選手。
レース参戦のほかにも、アマチュアレーシングドライバー向けのレーシングスクール講師や、車両開発など活躍のフィールドは多岐に渡る。
−まず、田中選手が一番記憶に残っている十勝24時間とは?

田中選手 :
第1回大会には、中嶋企画のプレリュードで参戦しました。
その3年後、1997年の第4回大会が一番記憶に残っています。この年はハセミモータースポーツからGTクラスのスカイラインGT-Rで参戦しました。
長谷見さん(長谷見昌弘氏)はモンゴルのラリー参戦で十勝にいらっしゃらなくて、僕と鈴木亜久里さん、影山正彦さんの3人で出場したんです。
ところが予選前日にストレートで思いっきりぶつかっちゃって・・・。でも、メカニックが懸命に修理をしてくれたお蔭もあって無事にスタートを切ることが出来て、最後は総合優勝を飾ることが出来ました。
 
−今年で15回目の参戦ですが、他のレースと比べて24時間レースの魅力とは?

田中選手 :
24時間耐久レースには、十勝のほかに海外で開催されているものにも何度も参戦していますが、走りきったときにチーム全体で味わえる感動がありますよね。
もちろん結果が良かったときの感動が一番なんですが、結果に関わらず24時間という長い時間をみんなで協力し合って戦い抜いて、ゴールを迎えたときの感動というのは、24時間レースをやってみて初めてわかるものです。
 
−逆に24時間レースならではの辛さとは?
 
田中選手 :
もちろん24時間レースには辛い部分もあります。
でも、辛さよりも、やり甲斐を感じる部分のほうが圧倒的に大きい、それが24時間レースです。
 
−第1回の頃と最近では十勝24時間の戦い方に変化はありますか?
 
田中選手 :
そうですねぇ・・・、特に大きな変化というのは感じないですね。
僕はこれまで、色々なチームで十勝に参加してきましたが、スタートから序盤で先頭グループでペースメーカーの立場になることが多かったんです。
特にスタートドライバーを担当することが多かったのですが、スタートからすぐに全開でトバしていく、という感じで。
序盤でトップに立って、しばらくしたら後ろの様子を見ながらペースをあわせていく、という感じの戦い方が多いので、序盤はセーブして、という感じのレースはあまり経験していないですね。
 
−体調管理の面などで気をつけていることは?
 
田中選手 :
自分の担当する時間帯の合間できちんと仮眠をとったり、食事を摂るタイミングに配慮するというのは十勝ならではかもしれません。
しかし、十勝24時間だから何か特別に、というようなことは特にありませんね。
 
−15回目の今年は日産GT-Rでの参戦ですね。
 
田中選手 :
そうですね、影山正美さん、星野一樹さんとGT-Rで参戦します。
十勝24時間というレースはチームによって色々な参戦コンセプトがあるでしょうし、参加車両やクラス設定もバラエティ豊かという特徴がありますよね。
そんな中、僕にとって一番の目標は、ノートラブルで完走するということ。その上で速さがあれば、優勝に結びつくと思っています。
このことは今年に限らず、15年間常に変わらない目標。
僕は十勝24時間レースに関しては"結果あるのみ"と思っていますので、今年もきちんと結果を残すことが出来るように頑張りますので、ご期待ください。

 
 
【関連サイト >> 田中哲也オフィシャルサイト T2 PRESS
 
【Tetsuya Tanaka TOKACHI 24Hours Result History】
大会
総合順位
クラス順位
周回数
車 両 名 称
第1回
(1994年)
9位
class 2
2位
873
フジテレビゴウ
(ホンダプレリュード)
第2回
(1995年)
2位
GT class
2位
611
NICOS PIAA NSX
(ホンダNSX)
第3回
(1996年)
3位
GT1 class
2位
584
ユニシアジェックススカイライン
(日産スカイライン GT-R)
第4回
(1997年)
優勝
GT1 class
優勝
607
ユニシアジェックススカイライン
(日産スカイライン GT-R)
第5回
(1998年)
15位
class 4
5位
520
5ZIGEN PULSAR
(日産パルサー)
第6回
(1999年)
優勝
class 1
優勝
591
日産プリンス千葉GT-R ファルケン
(日産スカイライン GT-R)
第7回
(2000年)
2位
class 1
優勝
604
5ZIGEN★ファルケン GT-R
(日産スカイライン GT-R)
第8回
(2001年)
6位
class 1
2位
590
FALKEN GT-R
(日産スカイライン GT-R)
第9回
(2002年)
13位
class 1
2位
441
FALKEN☆GT-R
(日産スカイライン GT-R)
第10回
(2003年)
優勝
ST1 class
優勝
949
FALKEN PORSCHE
(ポルシェ911 JGN)
第11回
(2004年)
優勝
ST1 class
優勝
947
FALKEN PORSCHE
(ポルシェ911 JGN)
第12回
(2005年)
19位
ST1 class
4位
852
FALKEN PORSCHE
(ポルシェ911 JGN)
第13回
(2006年)
優勝
ST1 class
優勝
956
ARTA DENAG GT3
(ポルシェ911 JGN)
第14回
(2007年)
-
ST1 class
(非完走)
439
CAR-CHANNEL アドバン Z33
(日産フェアレディZ)
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