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第15回 十勝24時間レース
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2007年のスーパー耐久
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PROFILE
■冨桝 朋広 選手
スーパー耐久には"V"を皮切りに"IX"まで歴代の三菱ランサー・エボリューションで参戦。
和歌山県を本拠とするチームは平均年齢の若いプライベーターだが、今年は開幕から3戦連続でクラスポールポジションを独占して頭角を現している。
−今年、十勝24時間レースに出場することにした理由は?

冨桝選手 :
今年はシーズンが始まる前の段階で、タイトル争いの一角に加われるのではないかという意識があったので、当初から十勝参戦を視野に入れていました。
残念ながら前半戦を終えて上位争いに加わるところまで至っていませんが、ここで十勝24時間レースを捨ててしまうと、"いま一つ"という現状の流れを変えられないと思うので初志貫徹することにしました。
十勝は24時間という特別なレースなので何が起こるか全く分かりません。ST-2クラスについて言えば昨年のようにひとつのチームが連勝をしている状況ではないので、まだまだ自分たちもシリーズ争いに加わっていくことが出来ると思っています。だからこそ、十勝に出ないということはシリーズ争いそのものを捨ててしまう、とも言えると思ったのが参戦を決めた理由です。
 
−初めての十勝24時間ですが、これまでにも参加したいという思いはありましたか?

冨桝選手 :
自分たちのチームはスーパー耐久車両の出場が許されていた時代に、鈴鹿1000kmに何回か参戦してクラス優勝も飾ったことがあります。
だから長いレースの面白さや辛さ、勝ち方もある程度は知っています。
だからこそ、もっと長い24時間レースは戦ってみたいと思っていました。
現在のスーパー耐久はスプリント色が濃くなっているので、24時間にこそ耐久レースの醍醐味がありそうな気がします。
 
−冨桝選手個人としては十勝24時間を経験していますよね?
 
冨桝選手 :
これまでは他のチームのお手伝いで、メカニックとして十勝24時間を3回経験しました。
その経験で言えば、十勝24時間を通じて自分たちのチームはよりレベルアップを図ることが出来ると思います。
メカニックはクルマについてより深く知れるし、ピット作業も何度も繰り返すことで速さや確実さ、そしてチームプレーを身につけることが出来ます。
ドライバーも、特に"クルマを労りつつ速く走る"テクニックを学べるでしょう。
チームとしては何よりも、24時間を通じてあらゆる意味での「まとまり」が生まれると思います。
 
−事前の準備や、十勝24時間レース未経験のスタッフに伝えていることはありますか?
 
冨桝選手 :
事前準備で言えば、いろいろな物を揃えるのが大変ですね。照明機材などは元々持っていたものもありますが、より使いやすいように改良を加えたりしています。
完全に初めての参加というのであれば、取り敢えず分からないままでも行ってみようとなっているでしょうが、お手伝いとして参加した3年間で見て・感じてきた部分を踏まえて準備は進めています。
十勝24時間を経験していないスタッフには、体調管理や自分自身のペースコントロールに気をつけるように伝えています。例えばスタッフの食事を作るケータリングの担当者などは、どういったタイミングで食事を用意するかが重要。とにかく関わる全員がしっかり仕事をして戦うことの重要性が一層感じられるのが十勝24時間レースです。
 
−十勝24時間レースを勝つために必要なものは、ズバリ何でしょうか?
 
冨桝選手 :
「運」が必要です!!
実際、昨年のST-2クラスで言えば、多くのトラブルを抱えたランサーエボリューションワゴンが、終わってみれば表彰台に立ちました。あれには「運」もあったと思います。
逆に一昨年のエボリューションワゴンは、比較的順調に走ったのに表彰台には届いていませんが、これも「運」。
では「運」をどうやって味方につけるかというと、「運」が味方になってくれようとするタイミングに、しっかり勝負出来る状況をキープしていることが大切だと思います。
だからマシンについて十勝に向けては、絶対に対策が必要な部分、トラブル発生の可能性を見越した部分などを明確化して、事前対策や交換部品の用意などを進めています。
 
−初めての十勝24時間、どんな戦いになると予想しますか?
 
冨桝選手 :
今年デビューしたエボリューションXの動向が全く読めませんね(笑)。果たしてどんなペース配分で行くのやら?
自分たちは周りがどうであろうと「淡々と」行くつもりです。昨年のST-2クラス勢のタイムを目安にペース設定をするつもりです。
そしてヤマ場は明け方4時から5時くらい、とにかくここまでノートラブルで行けたらいいですね。
 
−最後に、十勝初参戦への抱負を。
 
冨桝選手 :
なにしろチームとしては初めての十勝24時間ですから、まずは"完走"が大前提。その上で、出来れば表彰台の片隅にでも立ちたいですね(笑)。
もちろん本音では優勝したいですが、十勝24時間は誰が勝てるのか本当に未知数。
「淡々と走って完走、その結果として表彰台に立てて良かった」というくらいの気持ちで臨むのがいいのかな、と。
表彰台を獲得する自信はありますが、余り意気込みすぎて行っても勝てるレースではないと思っています。
 
 
【関連サイト >> シンリョウレーシングチーム
 
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