Super Taikyu Group
=ST-1 class=
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スーパー耐久シリーズの最高峰が「ST-1クラス」。
エンジン排気量3,500cc以上のマシンが競い合うが、今シーズンはBMW Z4M、フェアレディZ、そしてポルシェ911と国内外のスポーツカーが競演している。 |
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BMW Z4M COUPE (E86) |
2007年開幕戦でデビューしたが、マイナートラブルなどによって優勝に手が届かなかったZ4。2008年は2台体制に増強、高まった安定感と信頼性によって開幕から連勝。十勝24時間ではいよいよその強さの真価が問われることになる。 |
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日産フェアレディZ (Z33/380RS) |
昨年の覇者、フェアレディZがここまで今季苦戦を強いられるとは誰が予想出来たであろうか。第2戦ではZ4に周回遅れにされる屈辱を味わったが、長丁場の十勝ともなると信頼性に勝り2007年を制した実績も背景に強さを見せてくれるに違いない。 |
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ポルシェ911 GT3 JGN (911GT3 JGN) |
参加台数が減少してしまったポルシェ。スーパー耐久参戦の為に造られた"JGN(Japanese
Group N version)は、既に最新の997型のデリバリーも用意されているが、今のところ実戦に登場する気配が無いのは残念なところ。 |
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Super Taikyu Group
=ST-2 class=
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排気量2,001cc〜3,500ccのエンジンを搭載する4輪駆動車が属する「ST-2クラス」。ターボチャージャー付きエンジンは純排気量に1.7を乗じた値がクラス区分の基準排気量値となるので、2,000ccターボのランサーとインプレッサがしのぎを削り合う戦いの場となっている。 |
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三菱ランサー・エボリューションX (CZ4A) |
シャーシやボディはもちろん、エンジンや電子制御に至るまで、全面的に生まれ変わった"ラン・エボ"が最新の"X"。CT9A同様に車両によって電子制御機構採用の有無という違いはあるが、既に初優勝も飾り表彰台の常連となっているだけに完成度の高さが光る。 |
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三菱ランサー・エボリューションIX (CT9A) |
最新の"エボX"に対して熟成進化が最大の武器となっているエボリューションIX。軽さも相まって、まだまだその戦闘力は一線級。
長丁場の24時間レースなだけに、これまで蓄積された豊富なデータも大きな強み、優勝を充分に狙えるパフォーマンスを誇る。 |
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スバルインプレッサWRX (GDB) |
今季はシリーズとしても参戦台数が減少してしまったインプレッサ。ラリー界でもランサーとの宿命のライバル関係にあるが、スーパー耐久の世界でも長年に渡ってしのぎを削りあってきた。ぜひ今年の十勝24時間でも"ランエボ"との戦いを見せてもらいたい存在。 |
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Super Taikyu Group
=ST-3 class=
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排気量区分は2,001cc〜3,500ccとST-2クラスと同じながら、2輪駆動車のみが参戦するのが「ST-3クラス」。国内外のスポーツモデルが多数参戦する激戦区で、それぞれのマシンが個性を活かした戦いを繰り広げるので、速さに加えて各チームの戦略にも大いに注目したいクラス。 |
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日産フェアレディZ (Z33) |
今やST-3クラスの主流となったフェアレディZは、ST-1車両が排気量3800ccエンジンを搭載するのに対して、広く市販されている車両と同じく3500ccエンジンを搭載する。開幕から連勝を重ねて今季のシリーズをリードするZ33、果たして24時間レースでも強さを見せるか!? |
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BMW M3 (E46) |
一発の速さはライバルに譲るものの、コンスタントにハイペースでのラップを重ねることでは右に出るものがいないM3。淡々と周回を重ね、最後には優勝争いの一角を占める戦いぶりで、昨年も十勝24時間を制しているだけに、今年も優勝候補の筆頭となる。 |
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ホンダNSX (NA2) |
日本が誇るスーパースポーツは、速さと耐久性が高次元でバランスされていることが最大の特徴。ミッドシップということで挙動がナーバスな面もあるが、それを巧みに駆るドライバーの手にかかれば、ライバルに全くひけをとらない高いポテンシャルを見せつける。 |
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マツダRX-7 (FD3S) |
スーパー耐久に現在参加するマシンの中では最古参となったRX-7。既に市販車が絶版になって久しいが、独創のロータリーターボエンジンが生み出すパワーによる速さは高い戦闘力を保っている。燃費で苦しい分を速さで取り返すRX-7らしい戦いぶりにはファンも多い。 |
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Super Taikyu Group
=ST-4 class=
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ボトムレンジを担う「ST-4クラス」は排気量2,000cc以下のマシンが属する。これまでもホンダ車が多数参加してきたが、2007年にはシビック・タイプRがデビュー。デビューイヤーで王座を獲得したこともあり、今季はシビック勢が一気に増加。しかしインテグラもまだまだ高い戦闘力を誇る。 |
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ホンダシビック・タイプR (FD2) |
昨年デビューしたシビックは豪雨の仙台で優勝というセンセーショナルな初陣を飾った。その後、十勝24時間レースもノートラブルで走破、堂々のワン・ツー・フィニッシュ。素性の良さが光るだけに今季は台数も増え、チーム間の戦いぶりの違いも注目のポイントとなる。 |
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ホンダインテグラ・タイプR (DC5) |
シビック・タイプRが誕生した今日でも、やはり熟成の極みにあるインテグラ・タイプRの速さは不変。開幕戦ではワン・ツーを独占し"インテグラ健在"を大いにアピールした。ローコストさも魅力で、今でも多くのプライベーターから支持を集めている存在。
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