オランダをベースに活動する「レッドキャメル・レーシングチーム」は十勝24時間レースへの参戦を発表した。
車両は「セアト・レオン2.0Tdi」。
今回はヨーロッパでは主力となっているディーゼルエンジンを搭載したモデルのレーシングマシン(最高出力220bhp)でのチャレンジとなる。
セアトはスペインの自動車メーカーで1950年の創立。現在はフォルクスワーゲンの子会社となっている。
モータースポーツの分野では'90年代に世界ラリー選手権(WRC)にも参戦。近年は世界最高峰のツーリングカーレースである「FIA世界ツーリングカー選手権(WTCC)」に参戦、BMWやアルファロメオなどと覇を競い合っている。
レオンは'05年のデビューした同社の主力車種で、フォルクスワーゲンゴルフやアウディA3とプラットフォームなどを共用する。
ドライバーはIvo Breukers/Gerrie Willems/Henk Thijssen/Ton Vorkoelenの4選手という布陣を予定。
2001年のバルセロナ24時間レースにおけるディーゼルクラス優勝を皮切りに、オランダのセアトカップチャンピオン、2005年のドバイ24時間レース4位、2006年のバルセロナ24時間レースディーゼルクラス2位という実績を有する強豪チーム、十勝での戦いぶりに期待と注目が高まる。
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