第13回 十勝24時間レース =AUTOBACSファンファンデー= 第13回 十勝24時間レース =AUTOBACSファンファンデー= 第13回 十勝24時間レース =AUTOBACSファンファンデー=
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◆Driver Interview◆
= 昨年の24時間、クラス4を制した「浅野レーシングサービス」 =
Driver : 水書健司 選手 (チーム広報担当)
2005年の十勝24時間レース、2番手に27周の大差をつけてクラス4の優勝を飾ったのが「浅野レーシングサービス」。
2年連続の優勝を目指す同チームは昨年同様に浅野武夫選手/笠原智行選手/水書健司選手/中島敦選手の4人体制で十勝24時間に臨みます。
今回は、チームの広報的な役割も担う、ドライバーの水書健司選手にチームを代表してお話しをお聞きしました。
-まず最初に「十勝スピードウェイ」の印象をお聞かせください。
 
水書選手 :
北海道らしい、おおらかなコースだと思います。トリッキーなコーナーとか、ドライバーにとって"イヤラシイ"ところがなくて、素直な感じですね。
24時間レースでも完走率が高いのは、コースが"ドライバーに優しい"ことも理由のひとつであるような気がします。
 
 
-昨年は見事なクラス優勝でしたが、戦いを振り返ると?
 
水書選手 :
序盤にコースオフをしてしまった以外は、順調なレースに見えたかもしれません。
でも実は、レースの中盤あたりから"ちょっとしたトラブル"がありまして、修理をしなくても車は走るものの、ドライバーはかなり辛い状況での走行が続きました。
レースが終わった後、ドライバーは全員がヘロヘロ状態でした。
結果的に勝てたので、なんとかみんな笑っていられましたが(笑)。
-昨年の優勝も踏まえて、十勝を戦う上での戦略やコツは?
 
水書選手 :
車にあまり負担をかけないように気をつけながら、着実に走り続けることに尽きますね。
少しくらいペースが速くても、ミスやトラブルが出るとマージンはすぐに無くなってしまいます。
そうなると、ロスをコース上で取り戻そうとしてペースアップを強いられ、さらにミスやトラブルが生じるリスクが高くなるという悪循環に陥ってしまうので、そうならないように気をつけることが大切です。
 
 
-十勝24時間レースの"楽しいところ"と"辛いところ"は?
 
水書選手 :
ドライバーとして楽しいのは「たくさん走れる」こと。
週末の間にかなりの距離を走り込むことになるので、広い意味でテクニック面のいろいろな発見があります。
それをチーム内で話し合ったり出来るので、ドライバーにとっては"夏の強化合宿"みたいな意味合いもあります。
辛いところは・・・、やはり金銭面でしょうか(笑)。
-24時間レースの決勝中、ピットの雰囲気はどんな感じですか?
 
水書選手 :
チーム監督の浅野好夫さんの奥さんと娘さん、そしてドライバーの奥方たちが中心の女性スタッフがいて、ドライバーとしては本当にリラックス出来るいい雰囲気です。
その他のスタッフもレースが好きで手伝いに来てくれている人ばかりなので、「眉間にタテジワが入っている人」はいませんね(笑)。
実は中島敦選手と、チーム監督の娘さんは、この十勝24時間の週末前後が誕生日なんです。そこで、サーキットで誕生祝いをするのが恒例になっています。
昨年はグランドスタンドで「ケーキ作り講習会」があったので、中島選手の奥さんとウチの奥さんが参加してケーキを作り、手作りのケーキでピットでお祝いしました。
 
 
-十勝の"食べる物"で何か印象に残っているもののは?
 
水書選手 :
決勝中はカレーや豚汁、うどん、焼肉など、自炊しています。
本番前の練習日などは、夜間走行もあるので宿に戻る時間が遅くなりがちで、なかなか食べ歩きみたいなことは出来ないんですよ。
うちのチームはドライバーとメカニックが常に一緒に行動するので、夕食は大勢でも入れる居酒屋が主になりますね。でも、普通の居酒屋でも帯広は野菜や肉が美味しいと思います。
それから、十勝名物の"豚丼"は、とりあえずどこかで一度は食べますよ。
-いよいよ近づいてきた今年の24時間に向けての準備は?
 
水書選手 :
バンパー内にICHIKOのドライビングランプを組み込んで、コーナー縁石を照らし出すようにしています。ヘッドライトも十勝24時間だけは、同社のディスチャージタイプを装着します。
あとはレース中盤以降のドライバーの疲労を和らげるために、クールスーツを用意します。
今年からブレーキも規則で変更出来るようになりましたが、十勝は取り敢えずはノーマルのブレーキと、昨年までのデータがあるパッドで走る予定です。
 
 
-最後に、このサイトをご覧の皆さんにメッセージを。
 
水書選手 :
ツーリングカーレースの大御所、浅野武夫選手を中心にレースをやりたい仲間が集まって、いろいろな方々のご協力を頂きながら、とうとうスーパー耐久にフル参戦するチームにまで育ってしまいました。
ここまで来ると、さすがに「自分たちが楽しければそれでいい」と言ってはいられませんが、広い意味で"楽しい"レースをするというチームの原点を見失うことなく「レースって楽しいよ!」というメッセージを世の中に発信していきたいと思っています。
 
昨年は800周代後半の周回数を記録したので、今年の目標は900周です。それを実現出来れば、きっと悪くない結果につながるはずです。
今年序盤の2レースはちょっと気合いが空回りした感もあるので(笑)、十勝からはチームの原点に戻って、まずはレースを存分に楽しみたいですね。
 
チームを支援してくださっている「コスモソニック21」、「FKルブネット」、「ウェッズ」、「ings」、「プロジェクトμ」、「ICHIKO」、「永谷園」(敬称略、順不同)の各社、そしてボランティアで手伝いに来てくれているスタッフのみんなに感謝しつつ、今年もみなさんに喜んでもらえるレースをしたいと思っていますので、応援よろしくお願いします。
■関連リンク
  水書健司選手のブログ >> http://mcrt18.cocolog-nifty.com/blog/
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