OHLINSレーシングチームは、第13回十勝24時間レース=AUTOBACSファンファンデー=に、ランサーエボリューションワゴンを加えた2台体制で参戦することを発表した。
同チームは既にセダン型のランサーエボリューションIXで2006年のスーパー耐久シリーズに参戦、開幕戦の仙台では優勝を飾り幸先よいスタートを切った。
今回発表されたのは、このセダン型に加え、ステーションワゴン型の「ランサーエボリューションワゴン」をベースにしたレーシングマシンでの十勝24時間参戦についてである。
このステーションワゴンのレーシングカー、元々は同チームの母体であるテストアンドサービスが三菱車の用品を販売している菱自用品とのコラボレーションにより、昨年末から制作したもの。
当初の目的は東京オートサロンや大阪オートメッセ、名古屋オートトレンドといったイベントへの展示であり、あくまでもセダン型ボディのレーシングマシンをモチーフとしたレプリカ・ショーカーであった。
しかし細部まで造り込まれワゴンに対して実戦投入を期待する声が多く寄せられ、レース参戦プロジェクトが本格的に始動。
去る3月に行なわれたスーパー耐久開幕前の公開テストに参加、ほぼレプリカ状態のままで手応えを掴み、参戦に向けた勢いが加速。
今回発表されたドライバー陣営は、公開テストディでもステアリングを握った桂伸一選手、ジャーナリストとしても多方面で活躍する瀬在仁志選手、そしてP-WRCや全日本ラリー選手権で活躍、今季のP-WRC開幕戦モンテカルロラリーでは日本人初優勝を飾った奴田原文雄選手が発表された(ほか1名の計4名体制を予定)。
もちろんセダン型の「オーリンズランサーEVO IX」も中谷明彦選手と木下隆之選手というレギュラードライバーに、菊地靖選手を加えた3名体制で十勝24時間レースに参戦。
ワゴンのドライバー陣に名を連ねた奴田原文雄選手は、札幌市在住の国際ラリードライバー。昨年の十勝24時間レースにもランサーで参戦している。
奴田原選手は4月に筑波サーキットで開催されたイベントにおいて既にランサーエボリューションワゴンのレーシング仕様車をドライブしている。