波乱含みの展開となった2000年の第7回大会。
スーパー耐久のクラス3やグループNプラスクラスで、この十勝までのシリーズ戦で強さを見せてきたマシンたちが次々にトラブルに襲われ、レースは勝者を予想するのが難しい展開となって行った。
　
上位クラスではGT車両が4台参戦していたが、これらにもマシントラブルが容赦なく襲いかかり、一時はスーパー耐久クラス1のスカイラインGT-Rが総合トップを駆ける展開に。
　
しかし、やはり最後には速さに勝るGTが底力を見せつけた。
スーパー耐久のシリーズ戦にはスカイラインGT-Rで参戦していたエンドレススポーツが、この年の24時間にはスープラのGT車両で参戦。
　
マシントラブルを克服すると先行するスーパー耐久クラスのGT-Rを猛追、チェッカーまで残り少なくなったところで逆転に成功、1周差をつけて総合トップの栄冠を手中にした。
　
また、クラス2ではランサー同士がチェッカーまで残り30分の段階で、テール・トゥ・ノーズの大接戦。24時間を走りきって、「RSオガワADVANランサー」が、僅か7秒269後続を振り切ってクラス優勝を遂げた。

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