決勝開催日程 : 1998年 7月17日(土) 〜 18日(日)
天候/路面 : 曇り 一時 雨 / ドライ 〜 ウェット 〜 ドライ
開催コース : グランプリコース (5,091.45m)
参加台数 : 26台
総合優勝車両 : 日産プリンス千葉GT-Rファルケン (スーパー耐久・クラス1)
総合優勝ドライバー : 竹内浩典/田中哲也/近藤真彦
優勝車両走行距離 : 3,014.1km
前年、トラブルに苦しめられてスーパー耐久クラスの優勝までも逃してしまった日産スカイラインGT-R勢。
第6回大会では前回の借りを返すかのような好走を見せた。
1台は福山英朗/大八木信行/横島久/青木孝行の4選手が駆る「ダイシンアドバンGT-R」。GTクラス勢の間に割って入り、見事に総合で3位表彰台を獲得した。
その上を行ったのは最終的にダイシンを退けてこの年のスーパー耐久シリーズチャンピオンに輝いた「日産プリンス千葉GT-Rファルケン」。
レギュラードライバーの竹内浩典/田中哲也の両選手に、助っ人として近藤真彦選手を加えた布陣で、磐石のレースを展開。
見事にGTクラスのマシンに5周の差をつけて、十勝24時間レース史上初となるスーパー耐久マシンの総合優勝を勝ち取った。
また、この年は「日産プリンス千葉GT-Rファルケン」を筆頭に、クラス2の「RSオガワADVANランサー」、クラス3の「BPビスコガンマRX-7」、クラス4「ギャザズ・ドライダー・シビック」、そしてグループNプラスクラスの「ウェスティンINTEGRA」と、十勝24時間を制したマシンが全てシリーズチャンピオンを獲得。
改めてボーナスポイントが与えられる十勝24時間レースの重要性がクローズアップされた。
【決勝レース結果 (The Super-Taikyu Raceへのリンク)】
◆当 時 の 世 相
日 本
・茨城県の原子力施設で臨界事故
・全日空機がハイジャックされ、機長が刺殺される
・神奈川県警察の不祥事が相次いで発覚
・日産自動車、ルノーとの提携を発表
・NTTドコモ、iモードサービスを開始
世 界
・欧州単一通貨「ユーロ」導入決定
・NATO軍、ユーゴスラビアを空爆
・マカオが中国に返還される
・台湾中部で大地震
・ロシア、エリツィン大統領就任